UpとDownが同じ意味?

道案内をしている時、例えば 「まずこの道を50メートルぐらい行って・・・」 なんて言ったりしますね。もちろん色々な言い方はありますが、英語では例えば ”First, go down the street for about 50 meters…” なんて言い方があります。 同じ状況であっても人によっては “First, go up the street for about 50 meters…” という人もいます。Up と down って反対の意味なのにこの2つの文章が同じ意味って一体どういう訳でしょう?

同じ状況とは言っても、やはりどちらかしか使わない場合もあります。例えばその道が坂道で、坂の下に向かって行くのであればこれは当然 “Go down the street” と言いますし、上に向かって行くのであれば “Go up the street” となります。それから同じような状況ですが、もしその道が川沿いの道で下流方面に行くのであれば down ですし、上流方面に行くのであれば当然 up を使います。これは川の流れでなくとも、例えば人の流れであっても、その流れ方面はdownですし、流れに反して進む場合は up を使います。水の流れと同じですね。また北に向かって行く場合、例えば地図なんかを見ながら上の方に行く、つまり北に行く場合は up ですし、反対に南に行く場合は down になります。地図で指を差しながら下に向かって行くと言っているのに up を使うのは誰が見ても変ですよね。でも地図がなくてどちらが北だか南だか分からないという状況の場合は、up だろうが down だろうが、多分道案内をする人が言いやすい言い方をしているのだと思います。また例えばアメリカでは人の住んでいる場所はほとんどの道に名前がついていますが、1st Street, 2nd Street のように道に番号がついている場合がありますね。例えば自分達が 10th Street にいてそこから 5th Street に向かうのであれば down を使いますが、10th Street から 15th Street に行くのであればupになりますね。ただこれは道の数字を気にしてない人はどちらも同じように使うかもしれません。

とは言え、道案内をする状況で、その道が ①坂道である ②川沿いである ③人の流れがクリアにある ④北と南の方角が確実に分かっている ⑤道の名前に数字がついている の5つのどれにも当てはまらない場合というのはかなりよくある状況だと思います。これらに当てはまらない場合 (つまり多くの場合)、”Go down the street” と “Go up the street” は同じように使われているのです。私は Go up よりも Go down の方が言いやすいので、意識していないと Go down の方を多く使っている気がします。反対の意味なのに同じ意味で使われることもあるなんて面白いですよね。

Eiko

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