早いものでもうすぐクリスマスですね。なんだかちょっと前に年賀状を投函した覚えがありますが、あれがもう1年前とは・・・。
クリスマスの挨拶と言えば Merry Christmas でしょうか。でもアメリカでは Merry Christmas という表現はキリスト教のお祭りである「クリスマス」おめでとうという意味であるから、例えばスーパーやデパート、そして学校などのように様々な人が行くような場所に大々的に Merry Christmas と言って祝うのはいかがなものかという考えの下、よくHappy Holidays というフレーズが使われていますね。例えばクリスマスシーズンに買い物などに行くとクリスマス用の紙袋などに Happy Holidays と書いてあったりします。スーパーなどのバナーなどでも多くは Merry Christmas ではなく、Happy Holidays と書いてあります。
Holidaysって複数になっていますが、クリスマス以外に何を含むのでしょうか?まずはもちろんクリスマス、そしてNew Year’s のお正月、それから例えばユダヤ教のHanukkah や、主にアフリカ系アメリカ人の人々の間でお祝いされる Kwanzaa というお祭りなどもあります。このシーズンは色々な文化や宗教でお祭りごとがあるので、それらを区別することなく「どうぞ楽しい休暇を」という言い方が Happy Holidays なのですね。
色々な人々が一緒に暮らす場所では挨拶にも配慮が必要ですね。
Eiko